墓の中

やりたいことはやりたくないことをやらないこと

はい!夏の休みが終わってs、しまったのですが!

夏休みの終わりがこの人生の終わりだと散々嘯いていたが、いざ本当に夏休みが終わると「うわ〜死ぬ」と呻きながらのうのうと生きている。人間の適応能力は高い。

だが学生とは良い身分で、いまだに夏休み気分が抜けていない。というかいまだに夏休みが続いていると思い込んでいる。

思念を確固たるものにする為には実践あるのみ。今日は大学に行かなかった。はい、今日は夏休み!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!やったーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

……先ほど言ったことを訂正しておかなければならない。別に人間の適応能力が高いわけではない。単純に僕が環境を楽に作り変えて適応しているだけだったのだ。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

今年の夏は、普段からしてみれば結構たくさんPCゲームをプレイした。数えてみると30本くらい。この場を借りて僕が好きだったゲームをネタバレ無しで軽く紹介(という建前で感想を垂れ流)したい。

括弧はそれぞれ(ブランド, 発売日)を表す。また、紹介順は好きな順を意味するものではない。

 

CHAOS;CHILD(5pb., 2016-04-28)

初出はPSVita版とPS3版で、そちらの発売日は2015-06-25。シュタゲでお馴染みの妄想科学ADVシリーズである。

このゲームのお陰で夏休みが早く始まった(意訳:このゲームのせいで一学期の後半は大学に行けず、結局そのまま夏休みに突入した)。普通に順調に満遍なくメチャクチャ面白かっただけでなく、ラストも味わい深かった。OPもEDも大好き。

キャラクターは妄想世界で確かに生きていた。ネタバレ無しで大雑把に言うと、二人の道がカオスに重なる話。出会った場所で別れる話。好き。

 

恋×シンアイ彼女(Us:track, 2015-10-30)

正直発売日に絵目当てで買ったままずっと積んでた。一部でクソゲーだという話を聞いていたので、大して期待もしていなかった。

でもプレイしながら、あぁ僕はこういうのに弱いんだなと思った。人生が突然無理になった。まぁ元々無理だったんだけど。

よくある(?)創作活動の物語。過去の記事でも書いたが、僕は「おじいちゃんのように振舞っている」のをよく感じるので、「熱のある」若者がとても羨ましかった。

熱血系が好き、というわけではない。情熱を表に出すのは情熱が目的になってしまっているように感じる。あくまで情熱は手段である。青い炎が赤い炎より高温であるように、静かに燃えている炎が一番熱いのだ。

そういうこともあり、落ち着いたBGMや背景の中、物静かな会話をしているのが僕の性に合ったのだろう。好き。

 

eden* They were only two, on the planet.(minori, 2009-09-18)

サブタイトルの通りです。「この惑星(ほし)にいるのは、彼等二人だけだった。」平たく言えば、滅びゆく地球の上に残り続けた二人が切なく愛し合う話。(これはネタバレではない。)

いずれ記事に書くと思うが、僕は愛の深さを推し量るには「代償」が必要だと考えている。その人の為に何を犠牲に出来るか。それが重ければ重いほど、愛は深い。

地球滅亡モノは「自分の残りの人生」という法外に重いものを懸けて(それこそ言葉通り命懸けで)、人を愛する事が多い。それは僕の求める真実の愛に最も近く、僕の心に最も深く刺さる。

……と考えていたし、世間でもそれが当然だと思っていた。しかし、どうやらこれはそこまで一般性のある考え方ではないらしい。

というわけで、僕は超大好きだけど、他の人がやっても「まぁ良かったね」くらいの感想しか持たないであろうゲームでした。好き。

 

・向日葵の教会と長い夏休み (枕, 2013-03-29)

EDが神でした。

 

時計仕掛けのレイライン -朝霧に散る花- (UNiSONSHIFT:Blossom, 2015-01-30)

過去の記事で紹介した。本当は三部作だが、タイトルは三作目だけ挙げておく。丁寧に作り込まれていた良作といった感じ。ただどんでん返しを盛り込み過ぎて、途中から「これもどうせどんでん返しくるんだろうな〜ほら来た」と予測出来るようになってしまったのが悲しい。

ちなみに、この作品で僕は僕の求める人間の理想像を見つけた。リトちゃんである。彼女はいわば「膨大な知識を持ったスパコン」である。人に余計な感情はいらない。自分の事など考えずにただ機械のように動くのが最も美しい姿である。(こういうと批判されるが、僕が本当に主張したいことはもっと弱い。「まるで機械のように、己の信念を貫け」ということである。)

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

感想もとい紹介を書いてる途中でも思いが溢れてきたので、やっぱりどれも好きだったんだと思う。

とりあえず夏にやったゲームの総括が出来たので、これで夏休みに一区切りつける事が出来た。今日をもって夏休みはおしまい。

 

 

 

 

 

明日からは秋休みということで。